
どうも、こんにちは。あず(@spice128)です。

身体にあるほくろが気になるけど、安く除去する方法はないかな?
もぐさの使い方を確認して、やけどなどの失敗を防ぎましょう。
【ほくろとは】

ほくろ(色素性母斑)
ほくろは、皮膚にできる小さな増殖物で、通常は濃い色をしており、皮膚の色素を作る細胞(メラノサイト)から生じます。
・ほくろはほとんどの人にみられますが、異型母斑のできやすさは遺伝による場合があります。
MSDマニュアル家庭版
・大きく変化するほくろや異型母斑は生検を行い、黒色腫かどうかを調べる必要があります。
・がんではない(良性の)ほくろの大半は治療が不要ですが、不快なほくろや美容上の問題となるほくろはメスと局所麻酔により切除することができます。
ただ、素人では自分のほくろが良性か悪性か判断することは困難です。
しかし、自分でほくろの変化をチェックし、当てはまることがあれば、定期的にかかりつけの医師にも調べてもらう必要があります。
下にチェックリストを載せておきます。
ほくろに以下のような変化が生じた場合は、黒色腫を疑わなければならないことがあります(黒色腫のABCDEとして知られる)。
A(Asymmetry) = 非対称性:非対称的な外観(半分の外観がもう半分と同じではない)
B(Border) = 境界:不規則な境界(ぼやけていたりギザギザであったりし、明瞭かつ滑らかではない)
C(Color) = 色:ほくろ内で色が変化し、通常の色とは異なり、その人の他のほくろと比べて色が大きく異なるか、濃い
D(Diameter) = 直径:幅が約6ミリメートルを超え、鉛筆の端に付いた消しゴムと同じくらいの大きさである
E(Evolution) = 変化:30歳以上の人で新しいほくろが現れたり、ほくろが変化したりする
自分でほくろ除去をすることによって、ただのほくろだったと思っていたものが癌性のものであった可能性も出てきます。
自己でのほくろ除去は安い代わりに、医師の診察もなく、自己判断・自己責任の世界です。
【もぐさとは】

お灸に使うもぐさは春、草餅やよもぎ団子になるよもぎからつくられます。
(中略)
梅雨が終り花の咲く前によもぎを刈り取り乾燥して、臼でくだき、葉や茎を取り去るという作業をくり返しくり返しつづけると、やがてほんの少しのフカフカの綿毛だけが残ります。これがお灸に使うもぐさなのです。なんと乾燥したよもぎから1/200しかとれない貴重なもの。もぐさにはよもぎに含まれる精油成分があるためか、火つきがよく、熱さ少なく火持ちもよいのでお灸に最適なのです。
せんねん灸 お灸は天然よもぎ100%

10年前に始めて購入した時は、もぐさの原材料を知らなかったので、もさもさした謎の物がジップロックに入って届き、怖くなったことがあります。笑

先日、妻に被検体(?)としてもぐさでお灸をされた時に、やばい葉っぱを燃やしてると思ったので、煙は吸い込まんようにしました。
初見では「お灸」も「もぐさ」も、うさん臭くて私も夫も警戒していました。
よもぎなのでご安心を!
【もぐさでほくろ除去のやり方】

準備するもの
- もぐさ
- 線香
- 線香に火をつけるもの
- 灰皿や線香立て
- 換気扇(部屋中が線香臭くなります)
- クーリング剤

私のおすすめスポットはキッチンです。
もぐさでほくろ除去のやり方

もぐさを直径5㎜程に伸ばしてこねていき、先を千切って米粒大にします。

線香に火をつけ、灰皿など使用し安全に置けるようにします。


ほくろに、もぐさを乗せます。
・もぐさが米粒大より大きい→ほくろ周囲に火傷と痛み。
・もぐさが米粒大より小さい→着火しようと線香を近づけると、線香に引っ付いてしまい燃えカスになります。

線香で、もぐさの先端に火をつけます。
(これを1火といいます)

ほくろ一か所に3~5火していきます。
(皮膚やほくろの深さ・大きさによって個人差あり)

すぐにクーリング剤で冷やします。
火傷による水膨れになり破裂しやすくなるのを抑えるため。
痛みもましになります
やけどの深さは大きく分けるとⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3段階に分類されます。
一般社団法人 日本創傷外科学会 やけど(熱傷)サイトに飛ぶと表や実際の皮膚の状況も確認できます
Ⅰ度は表皮まで、Ⅱ度は真皮まで、Ⅲ度は皮下組織まで傷害が及んだものです。
Ⅰ度は日焼けと同じように皮膚に赤みが出る程度です。Ⅰ度熱傷では多くの場合炎症を抑える外用剤などでほとんど後遺症を残さず治ります。
Ⅱ度になると水ぶくれができるのが特徴で、ヒリヒリとした痛みを伴います。
Ⅱ度熱傷は深さによって更に2つに分けられます。浅いⅡ度熱傷は浅達性Ⅱ度熱傷、深いⅡ度熱傷は深達性Ⅱ度熱傷と呼ばれます。
部位と範囲にもよりますが、水ぶくれができるようであれば形成外科への受診をお勧めします。

水膨れになるようなⅡ度の熱傷までには、できるだけならないようにしたいところです。

一か所に対して、一日に3~5火を3日続けます。
数日後、かさぶたとなって、いつの間にか取れていきます。
浅いやけどの治療はどうするの?
Ⅰ度・Ⅱ度の浅いやけどの場合には、軟膏や創傷被覆材による治療が行われます。浅いやけどではキズの中に表皮の基となる基底細胞が多く残っているので、ここから表皮の再生(上皮化)が期待できます。このため浅いやけどでは基本的には創面を乾燥させずに適度にしっとりした環境(湿潤環境)にして上皮化による治癒を目指します。この状態を維持するために浸出液の量や創面の状態を観察して軟膏や創傷被覆材を選択します。ただしキズに細菌が繁殖する創感染がおこるとやけどのキズが深くなり、治るのに時間がかかります。このため創感染がある場合には創洗浄や抗菌力のある外用剤など、感染対策のための治療を選択していきます。
Ⅰ度や浅いⅡ度までのやけどが順調に治ると後遺症を残さない場合がほとんどです。
一般社団法人 日本創傷外科学会 やけど(熱傷)

- 火傷用の炎症を抑える軟膏
- 創傷被覆材(キズパワーパッドのようなもの)
これらがあれば準備万全と言えそうです。
【おわりに】

いかがだったでしょうか。
ほくろ除去したいけど、もぐさってどんなものかわからず困っていた方が、こんなやつかーと知ってもらえたら嬉しいです。
皮膚の強さやほくろの大きさ・深さは個人差があるので、一日3~5火では多かったり、反対に3日間以上続ける場合もあるようです。
自分に合う方法が早めに見つかるといいですね。
10年前にしたほくろ除去の経過はこんな感じです。
失敗したことの振り返りも置いておきます。
〇●私はこちらで購入したものを使っています●〇
![]() | 価格:698円 |
〇●1000円もせず、ほくろが取れるなんて!●〇
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント 一言頂けると嬉しいです!