
どうも、こんにちは。あず(@spice128)です。

リンスを手作りするの?
何を準備したらいい?
私が石鹸シャンプーに興味を持ったのは
- 「頭皮の痒みと匂いが最近気になるな」
- 「市販シャンプーとリンスは、科学薬品を頭皮に、もみ込んでる状態なのか?」
と気になり始めたところからです。
実際に石鹼シャンプーを1ヶ月してみました!
石鹼シャンプーをするのに酸性リンスは必要ですが、「リンスを手作りしなければならない」のは面倒ですよね。
私の自己流ですが、
- 冷蔵庫保存なし!
- 測りの必要なし!目分量でいける!
酸性リンスを簡易に作る方法も載せておきます!
【酸性リンスの作り方・使い方】

酸性リンスのことを「リン酢・お酢リンス・酸性リンス」などいろんな名前で呼ばれているように、使う人によって「お酢」「リンゴ酢」「レモンの絞り汁」「クエン酸」など酸性リンスを作る材料も様々です。
なぜ、わざわざ用意する必要があるのか、
必要な理由
石鹸シャンプーを使用すると、髪がアルカリ性に傾いてキューティクルを開いてしまい、髪のきしみにつながります。
そのため、酸性リンスを使ってキューティクルを閉じさせ、髪をつやさらにします。
もう一点、
酸性リンスは、石鹸カスも中和して溶かして取り除きます。
この、石鹸カスが残っていると、乾かした後に白い粉になって髪の毛に残るため、フケのように見え、不潔な印象になってしまいます。
この石鹸カスについて化学的にわかると、
- 酸性リンスの必要性がわかるだけでなく、
- 石鹸シャンプーでのトラブルが少なくなります。
化学的に見る石鹼シャンプーと酸性リンスの働き

1.洗髪時
洗髪時は石けんシャンプーは弱アルカリ性なので、髪の毛のキューティクル(ウロコのようなもの)が開いてしまう。シャンプーの泡の中に大量の石けんが含まれ、汚れが落とされる。
このときは石けんカスは少ない。石けんの一部は脂肪酸になっている、脂肪酸は油状で水に溶けにくいので髪の毛の表面に吸着する。
uki☆uki☆せっけんライフ(画像もあるのでリンク先がわかりやすいです)
2.すすぎ時
水道水ですすぐと、石けんが薄められて、洗浄力がなくなり、水道水に含まれるカルシウムイオンと石けんが結合して、石けんカスがどんどんできる。石けんカスは水に溶けないので、髪の毛表面に吸着する。
髪の毛に吸着していた脂肪酸も、カルシウムイオンと結合し石けんカスになる。
uki☆uki☆せっけんライフ
3.すすぎ終了時
髪の毛全体が石けんカスに覆われている。
そのため、洗髪後、髪の毛はキシキシする。
このまま、リンスせずに乾かした場合、キューティクル内部の石けんカスは取れないのでフケのような粉が残る。石けんカスは保湿力がないので、仕上がりはゴワゴワになる。
uki☆uki☆せっけんライフ
4.クエン酸リンス
石けんシャンプーの仕上げにはクエン酸やお酢を使った酸性リンスは必需品。酸性リンスをすることで、アルカリで開いたキューティクルを閉じると同時に、表面の石けんカスの一部を脂肪酸に変えることが出来る(ただし、石けんカスの結合は強いので全ての石けんカスが脂肪酸に変わるわけではない)
uki☆uki☆せっけんライフ
5.クエン酸リンスの間違った使用法
時々、「クエン酸リンスは石けんカスを分解する」と思いこんで、すすぎが不十分なうちにリンスする人もいるようですが、これは大間違いです。すすぎが不十分で、まだ髪の毛に石けんが残っているときにリンスすると、石けんは全て脂肪酸に変わって、髪の毛にべったりと吸着します。
リンスしたのに、仕上がりがベタベタになるのは、このような理由からです。
uki☆uki☆せっけんライフ
文字ばかりで化学なんて言われると拒否反応もあるかもしれませんが、知っていると、髪がべたついた時のトラブルシューティングができます!
酸性リンスの作り方

材料 | 量 |
精製水(水道水) | 300ml |
クエン酸 | 大さじ1~2 |
精油(必要な人) | 適量 |
- ペットボトルなどの容器に精製水(水道水)を入れます。
- クエン酸も入れます。(精油も投入)
- ペットボトルの蓋を閉め、降り混ぜたら完成です。
(防腐剤がないので冷蔵庫で保存し、2週間以内に使い切ります)
横にそれますが、
精油やアロマオイルの違いを簡単に!
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。
AEAJ (AEAJは内閣府に公益認定された、アロマテラピー関連で唯一の公益法人)
アロマオイル(英語:Aroma oil)は、植物に由来する天然香料・精油(エッセンシャルオイル)や合成香料を、プロピレングリコールやアルコール、植物油(キャリアオイル)や鉱物油などで希釈した製品を指すことが多い。
Wikipedia
頭皮に化学物質を付けたくない方は、精油(エッセンシャルオイル)がおすすめです!
ただ、

使用中はいい香りがしますが、ドライヤーで髪を乾かすと熱であっという間に香りが無くなるので、持続効果はなかったです…。
酸性リンスの使い方
- ペットボトルに作っておいた酸性リンスを洗面器に大さじ1~2杯入れます。
- お風呂のお湯を洗面器の8分目まで足して、酸性リンスを薄めてから使用します。
- 頭皮・髪全体に行きわたらせたあと、シャワーでしっかり洗い流しておしまいです。
【自己流】冷蔵庫に保管しない・測りを使わない酸性リンスの作り方・使い方

二回も大さじ出すのめっちゃ面倒!!
ペットボトルを浴室に持って行ったり、食品入れてる冷蔵庫に戻したりが嫌!
以下は、私がずぼらにやってること載せておきます。

- ペットボトルの蓋半分までクエン酸の粉を入れる。
- お風呂に持って行って、洗面器でお湯と薄めるだけ。
測りなし!ペットボトルなどの入れ物なし!冷蔵庫保管なし!
簡単だから続けられる。
先述の酸性リンスの作り方から計算した結果、洗面器1杯分のクエン酸の使用量は3gとなったためです。
【計算式】
ペットボトル300mlの水の中に大さじ2(30g)のクエン酸を入れたクエン酸溶液がある。
出来上がった300mlのクエン酸溶液から一回大さじ2(30ml)を洗面器に移して酸性リンスとして使用する。
ここから300ml÷30ml=10回分使える。
クエン酸30gを10回分で割ると、一回当たり3g。
この3gを簡単に浴室へ運ぶにあたり、
- 目分量で測れて
- 汚れたら気兼ねなく捨てられて
- また簡単に手に入れられる
ペットボトルの蓋が良いと思われます。
【動画や他サイトのネット情報まとめ】

アロマオイルを入れるといい匂いで癒される。
週替わりでいろんな匂いに変えられる。
洗面器に入れる時のクエン酸リンスの計量は、大さじは使わずにペットボトルのキャップで簡易的にしている。
ペットボトルに準備する水の量は300mlでなく500ml
洗面器に酸性リンスを大さじ2入れて薄めて使うのでなく、そのまま使用している?(薄めるような表現なし、記載もれ?・本当に薄めずに使用?)
保湿用にグリセリンを小さじ1混ぜて使っていたけど合わなかった。
【他にもいろんな方が使われています】

3分半でわかる酸性リンスの作り方。

美容専門目線で
・クエン酸リンスの作り方
・実際のシャンプーやクエン酸リンスを使用する様子
・ドライ後の感想まで
【おわりに】

いかがだったでしょうか。
酸性リンスの作り方で困っていた方も、今晩から石鹸シャンプーに挑戦できるのではないでしょうか。
人によって使用しているクエン酸の量や使い方に違いがあります。
「どれが間違い」ということではなく、自分の髪質合わせて酸性リンスの配合を変え、リンスの改良をしていくという方向になるようです。
ただ、酸性リンスについて調べても、個人のブログや無添加石鹸のホームページ、YouTube、知恵袋など個人の発信しかありません。
また、賛否両論で、その意見についても科学的根拠があると思えるものは、私にはありませんでした。
人によっては使い方などバラバラで、石鹸素人の私でも「これは失敗するわー」って記事もあります。
各々で一度情報を疑ってから挑戦することをお勧めします。
◇私はこれ使ってます◇
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◇近所のドラッグにもありますよ◇
最終的になのですが、私は石鹼シャンプー・酸性リンスをやめちゃいました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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